歯周病について
初期段階では自覚症状がない歯周病。ここでは歯周病が進行する様子をご説明します。
| 歯肉炎 |
歯ぐきに炎症が起きている状態。歯ぐきの色が赤みを帯びて腫れてきます。歯と歯ぐきの間に「歯周ポケット」と呼ばれる溝ができ、プラークがたまりやすい状態になります。 |
![]()
| 軽度歯周病 |
歯と歯ぐきの間にプラークがたまり、歯ぐきが炎症を起こした状態。ブラッシングの際に歯ぐきから出血することがありますが、痛みや自覚症状がないため、進行に気付かないことが多くあります。 |
![]()
| 中等度歯周病 |
歯と歯ぐきの間にたまったプラークは、石灰化して歯石となります。歯と歯ぐきの間の溝「歯周ポケット」が深くなり、歯がぐらつき、顎の骨が溶けはじめます。本来引き締まっている歯ぐきが腫れ、ぶよぶよしてきます。 |
![]()
| 重度歯周病 |
顎の骨が半分以上破壊され、歯がぐらぐらします。歯ぐきからの出血や口臭が顕著になり、膿も出ます。最後には歯が抜け落ちます。 |
歯周病の検査方法について
歯周病は、日本人が歯を失う理由としてもっとも多い病気。治療することも大切ですが、歯周病にならないよう予防することも重視しています。当院では、細菌検査や口臭検査といったさまざまな検査を行い、歯周病予防や治療に役立てています。
一般的な検査・診査
| ・歯周ポケット検査 歯周ポケットの深さを専用のものさしで測ります。その際の出血の有無も歯周病かどうかの指標とします。当院では6点法を採用しております。 |
| ・レントゲン撮影 本来、歯周病が進行すると顎の骨が溶けていきます。レントゲン撮影によって、骨の質や量を調査します。 |
| ・歯の動揺度検査 健康な歯であっても、力を加えれば多少は動揺します。しかし、歯周病が進行し歯と顎の骨との間にある組織の結合がゆるむと、歯の動揺は大きくなります。歯の動揺度を調べ、進行度を調べます。 |
このほか、患者様ご自身でも口臭や歯ぐきの腫れ、歯の出血、ぐらつきなどで歯周病と判断する方法があります。
口臭検査
歯周病は強い口臭をともないます。口臭の度合いを専用の機器で測った結果を基に、治療へと役立てます。
細菌検査 バナペリオ PCR法による歯周病菌検査
バナペリオという機器を用いて、口腔内の細菌量を量り治療計画に役立てます。治療前後の細菌量を比較することで、治療効果の確認も可能です。また、定期的に細菌検査を行うことにより、的確な治療が可能となるため、知らず知らずに進行しがちな歯周病を予防することができます。この検査は痛みも無く、短時間で行えます。
※一回1,500円にて実施しております。
歯周病治療について
歯周病には早期の治療が求められます。当院のドクターは歯周病治療を専攻しており、歯周病治療には特に力を注いでいます。当院ではEr:YAGレーザーを使った治療、失った歯周組織の再生治療なども行っています。
Er:YAGレーザーを使った歯周病治療

Er:YAGレーザーを用いて歯周ポケット内の歯周病菌を洗浄・殺菌消毒したり、歯ぐきを切開したりします。レーザー治療はメスを入れる治療に比べ、痛みが少なく治癒が早いことが最大のメリットです。歯周病予防に活用する場合もあります。
歯周外科治療
当院では、比較的軽度の歯周病治療には「ポケット掻爬(そうは)術」を、重度の歯周病治療には「フラップ手術(歯肉の縫合が必要なためやや大がかりな手術になる)」を行います。どちらも歯石や血膿とともに歯肉を切除する治療です。

クリーンルームの使用
当院では、衛生面に配慮しオペ専用の「クリーンルーム」を設けております。こちらの診療室には、「クリーンエリアプラス」を設置しており、清潔で安全な手術室をスイッチひとつで瞬間的に作り出します。インプラントや歯周病治療等、手術を行うための安心・安全な治療空間を提供します
歯周再生治療

歯周病が中等度以上に進行すると顎の骨が溶けます。失った顎の骨を再生させるために行う治療が「GTR法」「エムドゲイン」です。
GTR法・・・周りにメンブレンという骨再生を促進する膜を張り、歯肉の侵入を防ぎながら骨を再生させる方法
エムドゲイン・・・溶けた骨に骨再生を促進する薬剤を入れて骨を再生させる方法






